葬儀のさまざまな費用
葬儀の3大費用は以下の3つがあります。
- お寺への謝礼:読経料、戒名料、御車代、御膳料など
- 葬儀料金:基本料金、オプション(別途の費用)
- 飲食接待費:通夜ぶるまい、精進落とし、会葬礼状、粗供養品など
上記以外にも考慮しておかなくてはならないものに、香典返し、斎場使用料、関係者への心付け、火葬料金などがあります。斎場を借りる場合は、収容人数、利用可能時間帯、宿泊施設の有無、通夜ぶるまい・精進落としをするスペース、駐車場スペース、使用料金など、施設・サービスの面をよく検討しましょう。
関係者への心付けは、遺体搬送の運転手、仕出弁当店、火葬場の係員、葬儀業者、その他手伝いの人など。
火葬料金についても、事前に地域の料金を確かめておきます。
葬儀社選びの方法
葬儀社は、葬儀の全般をすべて請け負います。それだけに、しっかりとした葬儀社選びをすることが大切になります。
葬儀社を知らない場合は、市区町村の役所や病院に聞くと教えてもらえます。また、古くから住んでいる人も多くの経験から信頼できる葬儀社を知っている場合があります。
葬儀社選びの一つの目安としては、各都道府県の葬儀協同組合に加盟している会社から選ぶ方法もあります。
自治体が公共サービスの一環として行っている市民葬儀などの制度や、各地にある「冠婚葬祭互助会」のシステムなどを利用してもよいでしょう。
あらかじめ決めておくこと
葬儀社に依頼する前に、葬儀に対する希望や予算などをはっきりさせておきましょう。遺族や親族、世話役などとともに、通夜や葬儀の日程、葬儀にかける費用などについて話し合うことが大切です。
葬儀の形式や規模については、故人の生前の考え方、故人の社会的地位や交際範囲などを考慮しなくてはなりません。